雷に関する逸話といえば、もっとも有名なのは「カミナリさまにおへそをとられる」というものでしょう。お風呂上りに裸のままでいる子供をいさめるためによく使われるお話ですが、どうして「おへそ」なのでしょうか?
雷が発生すると雨が降って気温が下がります。なので、お風呂上りに雨が降っているとき裸のまま歩き回っていたのではお腹が冷えて腹痛や風邪の原因になってしまいます。
また、江戸時代後期の詩人である管茶山による随筆には「雷が臍を取るという事—–雷の臍を取ると聞いて小児などを警むるは、雷震のときは俯伏するものは死せず、仰向するものはかならず死するによってなり」とあります。
昔の伝承では、雷が鳴ったときには仰向けになっていると死ぬという迷信があったため、おへその危険はここからきたもののようです。
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